「キングダム」の登場人物とは? 人気キャラTOP20を紹介!

キングダムってとても面白いね。登場人物はみんな魅力的だけど、誰が人気キャラなのかな?

それなら、公式が開催した「第一回キングダム総選挙」の結果を見るといいよ!

これはいいね。キングダムの人気キャラがよくわかって、面白さが倍増しそうだ!

週刊ヤングジャンプで大人気連載中の「キングダム」は、2020年で連載14年目に突入しています。14年分の連載の間には数多くの人気キャラが躍動し、さまざまな出会いや別れなどのストーリーが繰り広げられています。

この記事では、キングダムの物語や、公式が今年(2020年)4月から5月にかけて開催した「第一回キングダム総選挙」の内容など、以下についてご紹介します。

  • キングダムの物語について
  • 人気キャラ20位~11位
  • 人気キャラ10位~6位
  • 人気キャラ5位~1位

どんなキャラが人気があるのか、ぜひチェックしてみてください。

壮大なスケールで描かれている成り上がりストーリー

漫画「キングダム」は、古代中国を舞台とした壮大な歴史物語です。

また、史実を題材としながらもドラマチックにキャラクターたちを解釈した、主人公・信の成長譚であり、仲間たちとともに歩む、成り上がりストーリーでもあります。

大人気ゆえにマルチメディア展開も果たしており、2010年にはコンシューマゲームが発売し、2012年からは複数のソーシャルゲームが公開されています。

テレビアニメも第3期まで製作されており、まさしく人気作品の冠にふさわしいでしょう。ただし、コロナウイルスの世界的流行の影響により、いったん中断して2021年以降の再開を予定しています。

さらに、映像作品はアニメだけでなく、実写映画の分野にまで進出しています。

2018年の単行本第50巻発売達成を記念しての映画化であり、2019年4月に日本で公開されたのを皮切りに、世界各地で上映されました。

実写映画「キングダム」もまたすばらしい好評でもって迎えられ、興行収入は日本のみで57億円(日本映画歴代興行収入ランキング邦画2019年度第3位/2020年1月時点)と大ヒット作品になっています。

こうした評判によって、2020年には早くも続編の制作決定が公式サイトにて告知されました。原作の漫画やアニメ版とは違った魅力で、再び多くのファンを虜にしてくれることでしょう。

人気キャラTOP20を紹介!

それでは、第一回キングダム総選挙の結果から、TOP20にランクインした特に人気のあるキャラクターたちを紹介していきましょう。

20位:昌文君(しょうぶんくん)

昌文君は秦国の左丞相を務める、上の世代の人物です。キングダムでも初期から物語に登場し、活躍を続けています。元は戦場で戦い続けた武官でありながら、主君を支えるために文官として尽力を続けている姿が、気骨ある男の姿として人気を呼んでいます。

際立って見目が良いわけではないのですが、その質実剛健たる姿と生き様が、強い共感を呼ぶ人物です。

19位:摎(きょう)

摎はかつて秦国を支えた六大将軍の1人です。さらに上位にランクインしている王騎にあこがれを抱き、100もの城を落としたら結婚する約束を結んでいました。しかし、彼女は最後の100城目である馬陽の戦いにて龐煖に遭遇し、落命してしまいます。

そうした経緯のため、主人公である信が活躍する本編の時間軸では、すでに死亡しているキャラクターになります。美しい見た目と悲しき過去を彩る存在として、ファンの間での人気がしっかりと育っていました。

18位:李牧(りぼく)

李牧は趙国の柱石たる筆頭大将軍であり、新三大天の1人でもあります。李牧の恐ろしさは卓抜した軍略能力をおいて他にないでしょう。

物語の中で中華統一を目指すことになる秦国は、李牧と彼の繰り出す数多くの軍事的きらめきにより、多くの将軍を失います。

しかし、そんな李牧もまた、内憂外患を抱える身です。李牧が仕える趙王は完全なる暗君であり、それでもなお忠誠を誓って戦い続けます。また、ハンサムな風貌や軍師としての役割とは裏腹に、個人で戦える武力も持ち合わせている、秦にとっての宿敵です。

17位:紫夏(しか)

趙国で闇商人をやっている気丈な女性です。彼女自身も、かつては戦争によって生まれた孤児でありながら、他の人から命を救われた経験がありました。見た目だけでなく、心まで美しいキャラクターとして、ファンからの多くの支持を集めています。

紫夏が活躍したのはほんのわずかなエピソードの間であり、しかも、過去の話なので本編には登場しません。ただ、当時趙国の人質であった政を逃がすために命までなげうつその姿は、政に中華統一という目標を持たせるのみならず、読者の心を強く掴みました。

16位:亜花錦(あかきん)

亜花錦は、王翦軍における一軍、亜光の軍に所属する千人将として登場しました。とにかくインパクトが強い存在ゆえに、他のきらめく人物たちを押しのけ、見事にTOP20入りを果たしています。

能力はあるものの、悪童由来のすさまじい性格難のため、出世を逃している実力者という属性も、読者の心に残る要素と言えるでしょう。「ギギギ」という口癖に、ニッと歯を見せるような表情でありながら、とても賢く戦うギャップも人気の秘訣です。

15位:輪虎(りんこ)

輪虎は廉頗四天王の1人であり、同時に四天王最強とされる存在です。戦争孤児として苦しんでいたところを廉頗に救われて以来、廉頗に仕えて尽くすことこそ天命としています。優しさを感じる糸目キャラなのですが、将としての格も武も備えた存在です。

輪虎は名前のとおりに虎のイメージを持たせる存在であり、童顔に異様な雰囲気を漂わせ、実際に背景に虎を背負うことさえあります。自ら廉頗の剣となって、主人公たる信を大いに苦しめた存在として、ファンの記憶に強く刻まれています。

14位:王翦(おうせん)

王翦は秦国の将軍です。最初は蒙驁の副官として登場し、かつての秦国の象徴であった六大将軍に匹敵するとさえ言われています。

しかしながら、彼自身が王になるという野望もまた広く知られていて、常に目の周りが見えない兜をかぶっている姿の不気味さとあいまって、読者の好奇心をそそりました。

趙国の攻略戦においては秦軍の総大将に抜擢されていて、実際に李牧とも戦える才覚を発揮しています。一方で、「絶対に勝つ戦以外に興味はない」姿勢を強く守り、常に自ら王になる機会を窺っている危険性が、よりその魅力を際立たせています。

13位:麃公(ひょうこう)

麃公は秦国の大将軍であり、戦場を力強く駆け抜けた勇猛果敢な武将です。作中においても「本能型」と評される麃公は、六大将軍に入るだけの資格を有しながらも王都への招集を拒み、前線で戦い続けることに生きる価値を見出していました。

そのパワーあふれる一撃によって敵兵が次々に吹き飛ぶ様は、類まれなる野性がいかに魅力的かを体現しているかのようです。合従軍編において危機に陥った王都・咸陽を守るため、龐煖との激戦を繰り広げて壮絶に討ち死にしました。

麃公の生き様は、同じく前線で戦っていた主人公の信に影響を与え、また読者の心も激しく揺さぶったと言えます。

12位:河了貂(かりょうてん)

河了貂は「キングダム」の序盤から登場しているキャラクターに留まらず、信の本質的な部分を支える存在でもあり、さらに可愛さあふれるヒロインの1人にも数えられます。

しかし、決して守られるだけの存在ではなく、信とともに戦うために飛信隊の軍師を志し、昌平君の軍師学校でその優れた知略を開花させました。

幼いキャラクターゆえにトリックスター的な立ち位置だったところから、時には真剣な表情を浮かべ、時には成長とともに美しさを増していく姿は、「素敵な女の子」「成長するヒロイン」としての輝きを備えています。

11位:王賁(おうほん)

王賁は王翦の息子であり、信や蒙恬のライバルとして登場しました。玉鳳隊の五千人将として多くの敵を撃破し、研ぎ澄まされた槍術によって危難を切り抜ける姿は、将軍の息子という貴族的な部分を超越した魅力にあふれています。

そんな王賁は最初こそ卑しい身分の出自である信を軽く見ていましたが、戦場でともに戦ってその実力を評価することによって考えを改め、互いに才能を認め合うまでに成長しました。

信や蒙恬と同時期に将軍へと昇進し、これからの活躍がさらに期待されているキャラクターです。

10位:バジオウ

バジオウは、女王・楊端和の傘下における筆頭将軍であり、常に仮面をつけている謎めいた存在です。幼いころに楊端和に命を救われたことから、彼女にすべてを捧げることを決めた、忠実な美男子でもあります。

楊端和の率いる山の民はいずれも高い戦闘能力を誇りますが、中でも二刀を用いて戦うバジオウの戦闘能力はずば抜けており、まさしく目にも留まらぬ戦いぶりでファンの心さえも討ち取ってしまいました。

趙攻略戦においては危機に瀕した楊端和を命がけで救い出し、ファンの心をさらに熱くさせています。

9位:昌平君(しょうへいくん)

昌平君は秦国の右丞相であり、後に秦国軍の総司令官となります。元は呂不韋の四柱ながら、嬴政に王としての器を見出し、以後は秦国のために尽くしています。右丞相という高位の文官にあたる立場ながら、類まれなる戦闘能力を持つ点も見逃せないでしょう。

秦国きっての天才として描写される昌平君は、作中においては李牧と肩を並べるほどの万能なキャラクターと言えるかもしれません。王都・咸陽の陥落の危機を救い、その才能を秦国のために奮い続ける姿は、迫力に満ちています。

8位:嬴政(えいせい)

嬴政は第三十一代目の秦国王であり、史実においては「秦の始皇帝」として歴史に燦然と輝くことになるキャラクターです。幼少のころより趙で人質として過ごし、手酷い虐待を受けて生きる意味さえ見失っていました。

しかし、かつて紫夏に救われて中華統一の志を宿してからは大きく成長し、呂不韋との壮絶な権力闘争に打ち勝ち、弟との争いさえも退け、身分を超越した新しい国の姿を求め続けています。

その姿は若いながらも理想的な王であり、趙国の宰相である李牧からも称賛されるほどのリーダーとして描かれています。

7位:騰(とう)

騰は秦国の大将軍です。登場した時は王騎の副官を務めており、決して心を読ませない表情で戦い続ける優秀な将軍でした。王騎の指示を受けて的確に任務を果たす姿は、同時に他を寄せ付けない圧倒的な実力を持っている証明でもあります。

王騎が壮絶な死を迎えた後は王騎の軍を受け継ぎ、秦国の大将軍として活躍を続けています。その独特な風貌によって登場から読者の心に残っていた騰ですが、登場するたびに物語の中でファンの心に強い印象を残していきました。

とりわけ表情を変えずにボケる騰と、それに録嗚未がいちいちツッコミを入れる姿は、「キングダム」屈指の掛け合いと言えるでしょう。

6位:桓騎(かんき)

桓騎は秦国の将軍で、出自が野盗の頭目という悪逆の魅力を感じさせるキャラクターです。その戦い方も冷酷極まりなく、捕虜は取らずに皆殺し、略奪や陵辱も当たり前、「人斬り桓騎」の異名まで持ち、それでいてかっこいい風貌というワルの頂点に立っています。

ただ、優秀な将軍であることは間違いなく、蒙驁の副官として登場して以降、激しい戦い方で秦軍を多くの危機から救ってきました。その才覚はかつての六大将軍に並ぶと言われているほどです。

桓騎はセリフ回しの軽妙さも特徴的でありながら、同時に締めるべきところは締める魅力があります。物語を進める原動力として、欠かせない存在になっています。

5位:楊端和(ようたんわ)

楊端和は山の民の王であり、秦国から大将軍と同等の地位を与えられています。嬴政の中華統一の崇高な志に共感を覚え、「キングダム」屈指の美貌ながらもすさまじい戦闘能力によって戦場を駆け回り、秦国の戦いになくてはならない存在になっています。

美人でありながら、50を超える民族を束ねる王の威厳を有し、それでいて嬴政の志を認める様は、楊端和もまた人間的に優れた王であることを示しています。

美しく、強く、かっこいい、「キングダム」と言えばこの女性と言われるほどの輝きを放つ楊端和は、これからさらに活躍が期待される人気キャラです。

4位:蒙恬(もうてん)

蒙恬は信や王賁のライバルとして登場した、若い世代の武将です。類まれなるルックスを持っている美青年ですが、その父は秦国最強の武将である蒙武で、あまりの風貌の違いに「本当に親子か?」と疑うファンも存在しています。

上流階級の出身ではあるものの、王賁とは違った形で信に接し、そしてまた信や王賁とともに将軍へと昇進しました。また、臨時の将軍位ということであれば、二人より先に出世したと言えます。

蒙恬の性格は明るく、ユーモアがあり、それでいて仲間を信じる熱さもある、好青年を体現したキャラクターです。上位へのランクインは必然だったと言えるかもしれません。

3位:信(しん)

信は「キングダム」の主人公であり、「天下の大将軍」を目指して乱世を突き進む存在です。決して華がある戦い方をしないのですが、泥臭いまでの懸命な戦ぶりによって功績を挙げ、常に仲間との絆を大切にする姿は、人の生き方の見本を感じさせます。

信が率いる部隊の名前は「飛信隊」であり、この飛信隊に所属する個性豊かなキャラクターたちとの交流、そして死などによる悲しき別れもまた、「キングダム」という物語の大きなテーマと言えるでしょう。

同じ夢を持ちながら命を落とした友の想いを背負い、栄えある大将軍の地位を目指して戦い続ける姿は、これからも物語の中心たる主人公として、ファンの心を揺り動かしていきます。

2位:王騎(おうき)

王騎は秦国の大将軍です。そして、かつて秦国において恐るべき活躍を重ねた六大将軍の1人でもあります。王騎の存在は「キングダム」の人気を不動のものにした、そう言ってしまっても過言ではないでしょう。

その風貌は決して美男子ではありません。やたら分厚い唇を持ち、オネエのような喋り方をし、「ココココ」と怪鳥になぞらえられる特徴的な笑い方をする姿は、とにかく度肝を抜く存在でした。

しかし、武勇に優れ、義理を重んじ、強固なカリスマ性によって誰からも慕われる姿は、間違いなくそこに存在したのだという至高の説得力でもって、ファンの中でいつまでも生き続けています。

1位:羌瘣(きょうかい)

羌瘣は「キングダム」のメインキャラクターの1人であり、飛信隊の五千人将を務めています。羌瘣の戦い方は不思議で独自のものであり、それでいてとてつもない戦闘能力を秘めています。

なぜなら、羌瘣は伝説の刺客の一族である「蚩尤」において跡継ぎ候補と目されていました。しかしながら、信と出会って行動をともにしているうちに、羌瘣の考え方は、そして人生は大きく変わりました。

「キングダム」は主人公たる信の成長の物語であるとともに、飛信隊の副官で、ヒロインの1人でもある羌瘣の成長ストーリーでもあると言えます。

可愛い風貌という点に終わらず、単に強い暗殺者というカテゴリに収まらず、悩み、苦しみ、時に笑う人間としての姿を見せてきたことが、羌瘣の魅力を強く表現しました。第一回キングダム総選挙において第1位を獲得したのも納得のキャラクターです。

まとめ

以上が、ヤングジャンプ公式が主催した「第一回キングダム総選挙」において、多くの支持を集めた20人のすばらしいキャラクターたちになります。ですが、上位20人に入れなかったキャラクターたちにも、輝くような魅力が存在しています。

ぜひ漫画「キングダム」の世界をじっくりと味わい、自分だけの最高の推しを見つけましょう。

熱いキャラから可愛いキャラまでいて、本当に迷うなぁ!

自分の心に残るキャラがいると、もっともっと楽しくなるからね。もし、「キングダム」をこれから読むなら、電子書籍がおすすめだよ!

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