基本的には何でも本音で相談して良いみたいだよ!
そうなんだ!面談で聞かれる内容も事前に知っておきたいな。
転職エージェントを利用する際、どこまで本音で相談して良いのかは多くの方が気にするポイントです。
不要な相談をしてしまい、転職活動にマイナスな影響があっては困りますからね。
本記事では、転職エージェントに相談できる内容や面談で聞かれる内容についてまとめました。
これから転職エージェントを利用する方は、ぜひ参考にしてください。
目次
転職エージェントにはどこまで相談できるのか
転職エージェントに対しては、転職に関する内容であれば何でも相談してOKです。
転職エージェントは、求職者と一緒になって転職活動を進めてくれる存在だからです。
むしろ、何でも本音で相談した方が転職の成功につながりやすいと考えられます。
転職理由や経歴・個人的な事情など、包み隠さず相談してみましょう。
ただし、内容によっては本音で話しすぎるとマイナスな印象を持たれる可能性もあります。
以下で、“何をどれくらい本音で話すべきか”を解説しますので、参考にしてみてください。
転職エージェントとの面談で聞かれること【どこまで本音で話して良い?】
転職エージェントとの面談では、主に以下の7点を聞かれます。
- 経歴や職歴
- 退職理由・転職理由
- 転職の意思
- 希望業種・職種
- 転職先への希望条件・待遇
- 転職活動の状況
- 転職エージェントへの要望
各項目について、聞かれる内容の詳細と、どこまで本音で話すべきかを紹介します。
経歴や職歴
これまでの経歴や職歴は、必ず事実を伝えるようにしてください。
偽りの情報を伝えて転職活動を行うと、実際のあなたの経歴・職歴と企業の求める条件がマッチしないため、仮に内定を獲得できたとしても入社後に苦労してしまいます。
また、経歴・職歴を正直に伝えることで、自身では気づけなかった強みを知ることができるかもしれません。
より良い転職先を見つけるためにも、本音で話すように心がけましょう。
退職理由・転職理由
退職理由・転職理由は本音で伝えましょう。
素直に伝えることで、転職先に求める条件を整理しやすくなります。
ただし、退職理由がネガティブな内容である場合は伝え方に気をつけてください。愚痴ばかり長く話すと印象が悪くなってしまいます。
退職理由は端的に伝え、転職後に実現したいことをメインで話すと好印象です。
転職の意思
転職の意思については、基本的には「前向きな姿勢である」と伝えた方が無難です。
転職エージェントは、転職の意思が強い方を優先的にサポートするからです。
様子見の方や転職に後ろ向きの方は、その旨を本音で伝えると優先度を下げられてしまいます。本気で転職したいと考えたときに転職活動を進めづらくなってしまうため、本音を言わない方が無難です。
希望業種・職種
希望業種・職種は本音で伝えることをおすすめします。
転職エージェントは、求職者の希望業種・職種にマッチする企業を探すからです。
特定の職種・業種を希望する理由は明確にしておきましょう。
理由によっては、より適性のある業種・職種を紹介してもらえる可能性があります。
転職先への希望条件・待遇
転職先への希望は本音で伝えましょう。条件・待遇面で満足できる転職先を見つけるためです。
条件・待遇とは、具体的には勤務時間や休日数・給与・勤務地・転勤の有無などが挙げられます。
なぜその条件・待遇を希望するのかという点も、説明できるようにしておきましょう。
転職活動の状況
転職活動の状況は、包み隠さず伝えた方が転職活動を進めやすくなります。
初めてエージェントに登録したのか、既に他のエージェントを利用しているのか、あるいは転職サイトを利用して転職活動を進めているのかなど、具体的に伝えてみてください。
あなたに合った転職活動の進め方を提案してもらえるはずです。
転職エージェントへの要望
転職エージェントへの要望は本音で伝えるべきです。
例えば、「面接が苦手だからたくさん練習したい」「エントリーシートの書きかたのコツを教えてほしい」「求人の紹介頻度を上げてほしい」などです。
要望を素直に伝えることで、スムーズに転職活動を進められるようになります。
転職エージェントに本音で相談しない方が良いこと
転職エージェントには、本音で相談しない方が良いこともあります。
相談内容によってはあなたの印象が悪くなり、転職のサポートを後回しにされるリスクがあるからです。
転職エージェントに本音で相談しない方が良い内容は以下の3つです。
- 前職(現職)の愚痴
- 「なんでもいい」という姿勢
- 転職に対する意思の低さ
それぞれ詳しく説明します。
前職(現職)の愚痴
転職エージェントに前職(現職)の愚痴をこぼすのは避けましょう。
転職エージェントとの面談は、あくまで転職活動の相談をする場だからです。
愚痴をこぼしすぎると、人間性に問題がある・仕事への意欲がないと捉えられてしまう可能性があります。
具体的には、「同僚の性格が嫌い」「なんとなく面白くない」などの愚痴は転職活動に活かせないため避けるべきです。
ただし、給与や休日など労働条件に関わる内容であれば、転職活動の方針を決める要素になるので、本音で伝えた方が良いでしょう。
ただの愚痴として伝えると印象が悪いので、前向きな姿勢が伝わるように言い方を工夫してみてください。
「なんでもいい」という姿勢
転職エージェントの利用を検討する方の中には、「どんな会社でもいい」「何でもいいから転職したい」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、「なんでもいい」という姿勢を転職エージェントに伝えるのは辞めておきましょう。
転職の意思が低いと判断され対応を後回しにされたり、条件の悪い会社ばかりを紹介されたりするリスクが発生します。
そして何より、軸を定めて転職活動を行わないと転職後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しやすいです。
経歴や希望条件などを整理し、転職エージェントと二人三脚で納得のいく転職先を見つけましょう。
転職に対する意思の低さ
転職の意思が低い方は、あえてそれを転職エージェントに伝える必要はありません。
転職エージェントは、求職者と求人企業をマッチングさせ、入社してもらうことで企業から収益を得ているからです。
転職の意思が低い方は収益につながりづらいと判断され、優先順位を下げられてしまいます。
いざ本気で転職を進めたいと思ったときに、対応を後回しにされては困りますよね。
転職活動を有利に進めるためには、積極的な態度で面談に臨むことをおすすめします。
本音で相談できる転職エージェントを見つけよう
転職活動を成功させるためには、あなたが本音で相談した内容を理解し、サポートしてくれる転職エージェントを見つけましょう。
そのためには、複数の転職エージェントの利用をおすすめします。
実際に、「転職決定者は、平均で4.2社の転職エージェントを利用している」というデータも出ています(参考:リクナビNEXT)。
2~5社程度登録し、あなたに合う転職エージェントを見つけ出してみてください。
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おわりに
転職エージェントには、基本的には何でも本音で相談することをおすすめします。
ただし、前職(現職)の愚痴と適当な姿勢・転職の意思の低さについては伝えないことも重要です。
転職エージェントをうまく活用し、満足のいく転職を実現させましょう。
この記事が、転職エージェントへの相談について悩んでいる方の参考になれば幸いです。
転職エージェントへの相談って、どこまで本音で話して良いんだろう…。