転職エージェントの内定率は自力転職より高い!内定率を上げる方法も

転職エージェント 内定率

転職活動を始めたいけど、転職エージェントを使うか迷うな…。

迷うくらいなら使った方が良いよ!自力転職よりも内定率が高いし、エージェントならではのメリットもあるからね。

そうなんだ。内定率にはどれくらい差があるのかな?

転職活動を始めるにあたり、転職エージェントを使うかどうかは非常に悩むでしょう。

自力転職の方が内定を獲得しやすいなんて噂もよく聞きますからね。

しかし、基本的には転職エージェントを使った方が内定率は高いです。

ということで本記事では、転職エージェントと自力転職における内定率の差をお伝えします

転職エージェントの利用がおすすめの方・おすすめでない方や、転職エージェントの活用方法についても解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

転職エージェントの内定率は自力転職より高い

転職専門家の末永雄大さんによると、転職エージェントの内定率は自力転職より高いとされています。

正確な数値は比較できませんが、一般的に、それぞれの内定率は以下のように表されることが多いです。

転職エージェント経由自力転職
大手企業・上場企業60%40%
中小・ベンチャー企業20%80%

中小企業やベンチャー企業は、資金力不足で転職エージェントに登録できないケースが多いです。そのため、自力で転職をした方が内定をもらいやすいという結果になっています。

転職エージェント別!応募~内定率

転職エージェントの内定率を、エージェント別にチェックしましょう。

マイナビエージェントとリクルートエージェントの2社を紹介します。

マイナビエージェント

マイナビエージェントを利用した方の内定率は、以下の通りです。

通過率人数
応募100%100人
書類選考~一次面接30%30人
一次面接~最終面接30%9人
最終面接~内定50%4~5人

参考:マイナビエージェントQ&A|転職エージェントの利用で選考通過率・内定率がアップする秘密とは

マイナビエージェントを経由した内定率は、応募数に対して4~5%程度だと分かります。

リクルートエージェント

リクルートエージェントを利用した方の内定率は、2019年度の実績を見ると、応募数に対して4%前後であると予測できます。

  • リクルートエージェントの登録者数:約125万2000名(2019年度実績)
  • リクルートエージェントの転職決定者数:約5万2000名(2019年度実績)

参考:採用成功ナビ|リクルートエージェントの特長

マイナビエージェントとリクルートエージェントの内定率は、ほとんど同じですね。

転職エージェントの内定率が自力転職より高い理由

転職エージェントの内定率が自力転職より高い理由は、以下の3点が大きいです。

  • 転職エージェントは、企業が求める人物像を把握しているから
  • 書類添削や面接対策をしてもらえるから
  • エージェントがあなたのことをアピールしてくれるから

1点ずつ詳しく解説します。

転職エージェントは、企業が求める人物像を把握しているから

転職エージェントは、企業ごとに求めている人材の能力や条件を把握しています

また、求職者が企業に求める条件も把握しています。

だからこそエージェントは、双方の条件が一致する企業を紹介できるのです。

結果として、応募時における条件の不一致を防ぐことができ、書類選考や一次面接が通りやすくなっています。

書類選考や一次面接の通過率の良さが、そのまま内定率にも影響を及ぼしています。

書類添削や面接対策をしてもらえるから

転職エージェントを利用すると、書類添削や面接対策をしてもらえます

書類添削については、履歴書や職務経歴書の基本的な書き方やコツを教えてもらえるため、書類選考の通過率が上がります。

面接対策については、面接の段階ごとに抑えるべきポイントを教えてもらえます。企業が求める人物像も把握しているので、アピールすべき点も的確にアドバイスしてもらえるでしょう。

これらのサポートが、転職エージェント経由の内定率を底上げしています。

エージェントがあなたのことをアピールしてくれるから

転職エージェントは、あなたのことを採用担当者にアピールしてくれます

あなたが希望の企業に採用してもらえるようにするためです。

例えば、応募時に推薦状を書いてくれたり、面接後にあなたの魅力を伝えてくれたりします。

自力転職では絶対に得られないサポートですよね。

このように、転職エージェントを使うと二人三脚で転職活動を進められるため、内定率も高くなりやすいです。

転職エージェントの利用がおすすめの方

転職エージェントは、以下のような方におすすめです。

  • 初めて転職をする方
  • 履歴書や職務経歴書がうまく書けない方
  • なかなか一次面接を突破できない方
  • 転職活動にマイナスイメージがある方
  • 自分に合う企業が分からない方
  • 出来るだけ早く転職先を見つけたい方
  • 転職の相談相手が欲しい方

上記に当てはまる方は、まずは転職エージェントと面談してみることをおすすめします。

>>おすすめの転職エージェントを見る

反対に、以下のように考える方には転職エージェントをおすすめできません。

  • 自己流で転職活動を行いたい方
  • 受けたい企業が明確に決まっている方
  • 人からアドバイスを受けるのが嫌な方

このように考える方は、転職エージェントではなく転職サイトを利用すると良いでしょう。

>>おすすめの転職サイトを見る

転職エージェントを活用して内定率を上げる方法

転職エージェントを活用して内定率を上げるには、以下の3点が効果的です。

  • エージェントに嘘をつかない
  • フィードバックを必ず確認する
  • 待遇はエージェント経由で聞く

順番に解説します。

エージェントに嘘をつかない

転職エージェントとは正直に話しましょう。

実績や性格などで嘘をつくと、あなたに適切な求人を紹介してもらえないからです。

早期離職や休職期間など、言いづらいこともきちんと伝えることが大切です。

エージェントに自分のことをきちんと把握してもらうことで、面接時のトラブルなども防げます。

あなたに合う職場を見つけるためにも、嘘をつかずに話すよう心がけてください

フィードバックを必ず確認する

面接後、企業はエージェントに通過理由や落選理由を伝えています。そのフィードバックを必ず確認してください

良い点は他の面接でも活かせますし、悪い点は今後の改善に役立ちます。

客観的な視点で自分を見つめられるので、転職の方向性を考え直す材料にもなるでしょう。

自力転職で、企業から直接フィードバックをもらえることはほとんどありません。

転職エージェントを使っているからこそ知れる内容なので、活用は必須です。

待遇はエージェント経由で聞く

労働時間や福利厚生などの待遇は、必ずエージェント経由で聞きましょう

面接時に待遇面の質問をしすぎると、企業に良い印象を持たれません。

待遇面の質問をする分、自分をアピールする時間も減ってしまいます。

企業に直接聞くのではなく、エージェントに聞くようにしましょう。

まとめ

本記事の内容は以下のようにまとめられます。

  • 転職エージェントの内定率は自力転職より高い
  • 転職エージェントがおすすめなのは、初めて転職する方や面接・書類作成が苦手な方
  • 自己流で転職活動を進めたい方やアドバイスを受けるのが苦手な方には、転職エージェントをおすすめしない
  • 転職エージェントを活用して内定率を上げるには「エージェントに嘘をつかない」「フィードバックを必ず確認する」「待遇はエージェント経由で聞く」の3点が重要

本記事の内容を参考に、転職活動を進めてみてください。

なお、転職エージェントを利用する際は、どのエージェントを選ぶかも重要になります

以下の表を参考に、2~3社登録してみましょう。

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