大丈夫!家の内覧を成功させるにはいくつかコツがあるよ。
そうなんだ!どんなコツがあるのか知りたいな。
家を高く・早く売るためには内覧が重要です。
しかし、内覧を成功させるコツを知らない方はたくさんいます。
そこで本記事では、好印象を残す内覧のコツを合計15点お伝えします。
家を高く・早く売りたい方はぜひ最後までお読みください。
【家を売る】内覧前のポイント
内覧前には「掃除」「インテリア」「対応準備」の3つが重要になります。
それぞれ詳しく説明します。
掃除編
内覧前の掃除は以下のように取り組みます。
- 玄関は物を減らす・消臭する
- リビングは広く見せる
- 収納は整理整頓する
- 水回りは清潔にする
- ベランダ・バルコニーは整える
1点ずつ説明していきます。
玄関は物を減らす・消臭する
玄関は内覧者がドアを開けて最初に見る場所です。靴や傘などは綺麗に片付けましょう。ホコリ・砂の掃き掃除や水拭きも欠かせません。
また、玄関は靴のにおいが染みついており、生活感を感じさせやすい場所でもあります。
消臭剤を設置するなど、なるべく生活感を消しましょう。
玄関は第一印象を左右する重要な場所なので、時間をかけて入念に準備してください。
リビングは広く見せる
リビングは、できるだけ広く見せる工夫をしましょう。
リビングは家族が集う場所なので、広々としていると好印象を残せます。
家具を綺麗に並べたり、あえて何も置かない空間を作ったりすると広く見えます。
リビングに物が多すぎる場合は、不要な物を捨てたり、トランクルームを借りたりして広さを演出しましょう。
また、カーテンを全開にして奥行きを見せるのもリビングを広く見せる方法として効果的です。
収納は整理整頓する
収納の広さや便利さは、家を購入する判断材料になります。
家を片付ける際に不要な物を詰め込んでしまうと、いざ「見せてください」とお願いされた際に大きなマイナスイメージを与えてしまいます。
収納の中は整理整頓し、余裕があるように見せましょう。整理整頓ができているだけでアピールポイントになります。
水回りは清潔にする
キッチンや洗面所・浴室・トイレなどの水回りは内覧者によくチェックされるポイントです。
水垢やカビが残っていると不潔で悪印象なので、使用感を与えない程度に掃除しておきましょう。
自力での掃除が難しい場合は、ハウスクリーニングへの依頼も選択肢に入れてみてください。
ベランダ・バルコニーは整える
ベランダやバルコニーにこだわる内覧者は少なくありません。
タイルの溝の黒ずみや、窓サッシの汚れなどは綺麗に清掃しておきましょう。
内覧当日は洗濯物を干すのも避けた方が無難です。
また、内覧者がベランダ・バルコニーに出やすいように外履きを用意するとより好印象です。
インテリア編
以下のようにインテリアを整えることで、家が売れやすくなります。
- 古いものは捨てる・買い換える
- 花を飾る
- ホームステージングの利用も一つの手段
順番に詳しく説明します。
古いものは捨てる・買い換える
カーテンやカーペット・タオルなどが汚れたり破れたりしている場合、新しいものに買い換えることをおすすめします。
使い古した小物からは生活感が溢れてしまうからです。
お金はかかりますが、新品に買い換えましょう。
なお、小物を買い換える際は、色合いやブランドを揃えると統一感がありオシャレです。
花を飾る
玄関やリビングに花を飾ると、部屋の雰囲気が明るくなります。
素敵な家主だと思ってもらえれば購入してもらえる可能性も高くなるので、ぜひ飾ってみましょう。
ホームステージングの利用も一つの手段
インテリアの工夫に自信が無い方や不安な方は、ホームステージングの利用も一つの手段です。
ホームステージングとは、家具や照明・小物などをプロが選んで配置し、モデルルームのように演出するサービスのことです。
室内の写真撮影や、元々使っていた家具の保管がサービスに含まれることもあります。
できるだけ早く・高く家を売却したい方は利用を検討してみてください。
対応準備編
内覧前の対応にも準備が欠かせません。次の2点は必ず押さえておきましょう。
- アピールポイントは事前にまとめておく
- 内覧者に合わせて日程調整をする
それぞれ詳しく解説します。
アピールポイントは事前にまとめておく
家のアピールポイントは事前にまとめておきましょう。
どんなに小さいことでも良いので、思いつくメリットは全て書き上げてみてください。
その中から、内覧者に合うメリットをピックアップして伝えると効果的です。
口頭での説明が難しい場合は、紙の資料にまとめるのも良いでしょう。
内覧中に伝えきれなかったことも後から読んでもらえます。
内覧者に合わせて日程調整をする
内覧の日程は、内覧者に合わせて決めることが重要です。
自身の都合で内覧を断ってしまうのは、家を売るチャンスを逃しているのと同等だからです。
家は、売却の時期が遅れるほど価値も下がってしまいます。
好条件で売却するためにも、内覧者の都合を優先するようにしましょう。
【家を売る】内覧当日のポイント
内覧当日は、以下の5点を徹底しましょう。
- 照明は明るめに設定する
- 室温は快適に保つ
- スリッパを用意する
- 内覧対応者以外は出払う
- アピールポイントは積極的に伝える
1点ずつ詳細を説明します。
照明は明るめに設定する
内覧時は家の照明をすべてつけておきましょう。
家が明るいだけで内覧者に好印象を与えられます。
故障している電球は事前に取り替え、埃をかぶっている電球はキレイに拭きあげておくことも重要です。
内覧の時間帯が昼間であれば、カーテンを全開にして日光を取り入れるのも効果的です。
「この家に住んだら明るく生活できる」というイメージを持ってもらいましょう。
快適な室温にしておく
内覧時の室温は快適な温度にしておきましょう。ゆっくりと家を見てもらうためです。
内覧者がついてからエアコンをつけるのでは遅いので、最低でも到着の30分前から温度調整を始めることをおすすめします。
家についた瞬間から、快適で過ごしやすい印象を与えられるようにしましょう。
なお、快適な温度は人によって異なるので、内覧者に声をかけて設定温度を調整することも重要です。
スリッパを用意する
気兼ねなく家を見てもらうためにも、内覧者と内覧対応者の人数分のスリッパを用意しておきましょう。
用意するスリッパは、何度も使えるものではなく使い捨てのものの方が無難です。また、内覧者の人数が分からない場合は多めに用意すると安心です。
Amazonや楽天で10足2,000円程度で購入できるので、探してみてください。
内覧対応者以外は出払う
内覧時は、内覧対応者以外は出払うことをおすすめします。
対応者以外の同居人が家で生活していると、内覧の妨げになるからです。
一気に生活感が出てしまい、マイナスイメージを持たれてしまう可能性もあります。
家の購入意欲を高めてもらうためにも、内覧対応者以外の方は出払っておくのが無難です。
ペットを飼っている方は、ペットも一緒に外出した方が良いでしょう。
アピールポイントは積極的に伝える
家のアピールポイントがあれば、積極的に伝えましょう。
住んでいるからこそ分かる利点は多いはずです。
例えば、近所のスーパーがお得・防音に優れている・コンセントが多く便利、など。
内覧者の家族構成にあわせたアピールが出来るとなお良いです。
世間話の延長などでさりげなくアピールしてみてください。ただし、しつこくアピールしすぎると鬱陶しがられるリスクもあるので要注意です。
まとめ
本記事では、家を高く・早く売るための内覧のコツを15点お伝えしました。
手間や時間がかかりそうな内容から取り組み、内覧を成功させましょう。
この記事が、家を売る際の内覧のコツを知りたい方の参考になれば幸いです。
今度家の内覧に来てもらうんだけど、うまくいくか不安だな…。