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【ネタバレあり】キングダムのあらすじや絶大な支持を得る理由を解説

コロナウイルスの影響で家にいることが増えたよね。

そんな時は漫画を読むのがおすすめだよ！今は「キングダム」を読んでるんだ。

キングダムって映画化もした人気作だよね。でもなんだか内容が難しそうなイメージ…。

じゃあこれまでのあらすじを見てみようよ！

キングダムは原奏久さんが原作の現在も連載中の人気漫画で、アニメ化や実写映画化されました。2020年11月現在で59巻販売されおり、累計発行部数(電子版を含む)は6,800万部となっている大ヒット漫画なのです。

本記事では以下について詳しく解説します。

  • キングダムの物語とは
  • 読者を魅了した５つの要素とは
  • 【ネタバレ注意】キングダムのあらすじ紹介

ぜひキングダムの世界観をチェックしてみてください。

キングダムの物語とは？

キングダムの舞台は中国の「春秋戦国時代」の末期です。

戦いの後に秦の始皇帝となる「政（せい）」と、物語の主人公であり、天下の大将軍を目指している秦の若者、「信（しん）」を中心とした中国の統一について描かれています。

読者を魅了した5つの要素とは

キングダムが連載を始めたのは2006年です。それから10年以上連載が続くというのは、それほど作品が魅力的であるという証拠です。

その理由には大きく5つの要素があると考えられます。

歴史をベースに作者の想像力を足した作品

歴史ものの作品で実際にあった史実を元にする場合、歴史と大きくかけ離れてしまうと、反感を買ってしまうことも多いものです。しかし、中国春秋時代というのは紀元前のお話なので、当時どのようなことがあったのか、という綿密な資料はほとんど残っていません。

キングダムは実際にあった「歴史」と、漫画ならではの「ファンタジー」が見事にマッチングした世界観で作られています。

それぞれのキャラに人間味（ドラマ）がある

キングダムには数多くのキャラクターが登場します。

主人公たちだけでなく彼を支える仲間たち、それに対抗する敵など、「良い人」や「悪い人」さまざまですが、主人公サイドのドラマだけでなく、敵キャラクターにもちゃんと「今ここに存在している意図」や「物語」があり、それを知ることでどんなキャラクターであっても「人間味」を感じることができるのです。

読者の心をつかむ演出

長期間の連載をしている作品は、どうしても「ここはイマイチだな」と感じる部分が出てきてしまいます。

しかし、「キングダム」にはそれがありません。

ずいぶん前に出ていた「伏線」が読者も忘れかけていた頃に見事な演出で「回収」されるなど、常に走り抜けている物語で、物語として完璧であると言えるのではないでしょうか。

圧倒的な画力を誇る合戦シーン

漫画である以上、やはり「画力」というのはとても重要です。特に「キングダム」のように「戦い」が重要な漫画では、画力が追い付かないと話が面白くても白けてしまいます。

「キングダム」の合戦シーンは迫力があり臨場感もある「圧巻」の一言です。これほど見ていてドキドキするような戦いのシーンを見られる漫画は他ではなかなかないのではないでしょうか。

読むごとにキャラの成長を感じる

主人公の「信」や「政」は物語の中で体も精神的にも成長していきます。

それだけでなく、彼らの周りにいるキャラクターも同じように成長していくのです。成長しているからこそ、昔と考え方が変わったり、行動が変化したりします。その成長を見守っていく感じも「キングダム」の魅力の1つではないでしょうか。

【ネタバレ注意】キングダムのあらすじを紹介

「キングダム」は2020年11月現在、大きく10編に分かれています。

それぞれどのようなあらすじなのかをネタバレを含みつつご紹介していきます。

王都奪還編

漫画の1巻～5巻にあたる内容で、2019年に実写で映画化された部分でもあります。

アニメの第1期ではこの王都奪還編から秦趙攻防編までが制作されました。

中国で紀元前に500年もの長い戦いが続いていた「春秋戦国時代」。中国の最西にある大国「秦」には、下僕の身分であり奴隷のような生活を送っている「信（しん）」と「漂（ひょう）」という2人の戦災孤児がいました。

2人はいつか「天下の大将軍」となる日を夢見て日夜剣術の修行をしていましたが、ある日、仕官先から深手を追って帰った来た漂はそのまま亡くなってしまいます。

漂が持っていた紙に書いてあった場所に行った信は、漂と瓜二つの顔をした、秦国第三十一代目大王である「政」と出会いました。

そこで漂は政の影武者として亡くなってしまったことを知った信はショックを受けますが、「天下の大将軍」になる夢と漂から託された思いを胸に、信は政とともに戦いに身を投じることを決意します。

その後、政への敵対心から政の異母弟が反乱を起こします。

信とともに無事に反乱を鎮めることができた政は王座を取り戻すことに成功しました。信は戦いの功績を認められ、家と土地をもらうことが叶い、下僕という立場から平民と言う身分を得ることになったのです。

初陣 ｰ 暗殺者襲来編

漫画の6巻～10巻にあたる内容です。

平民となった信は兵となって「秦魏戦争」初陣に出ることになりました。

劣勢であった秦の軍団でしたが、信は奮闘し武功を上げ、活躍が認められた信は、100人将へと任命されました。

一方、王宮では政を狙う暗殺団が現れましたが、前の戦いで出会った羌瘣（きょうかい）とともに撃退します。

しかし、暗殺の首謀者は秦国の丞相（じょうしょう）である呂不韋（りょふい） であることが判明しますが、今は呂不韋を罰することができません。どうにか対抗したい政たちは、王弟陣営を吸収したり修行に赴いたりして力を得られるように奮闘します。

秦趙攻防編

漫画の11巻～16巻にあたる内容です。

秦が「韓」を責めているスキをついて攻めてきた「趙」。絶体絶命のピンチに現れた「王騎（おうき）」と信は「飛信隊（ひしんたい）」とともに敵の本陣を制圧できました。

しかし、秦の趙国三大天である「龐煖（ほうけん）」 との戦いのスキを同じく趙国三大天である「李牧（りぼく）」につかれた王騎は深手を負ってしまいました。

信によりなんとか戦いから脱出した王騎でしたが、信に矛を託して亡くなってしまいます。

秦趙同盟 ｰ 山陽攻略編

漫画の17巻～23巻にあたり、アニメ第2期で制作された内容です。

信が率いる「飛信隊」は三百人隊になり、各地の戦いで活躍をしていました。

そんな中、趙国宰相として李牧は秦趙同盟の案を持って現れます。

同盟は無事に結ばれ、その宴の席で信は李牧と対峙し、戦場でいつか倒すことを宣言するのでした。

趙を警戒する必要の無くなった秦は「魏」へ進行するための戦いを始めます。

蒙驁（もうごう）を大将として三百人隊も次々と功績をおさめていきます。信も廉頗四天王である「輪虎」を討ち取るなど大功績をあげました。

敗北を認めた元趙国三大天の「廉頗（れんぱ）」は、信に六将と三大天の伝説を変える方法を伝えて去っていきました。魏との戦いの功績により飛信隊は千人隊に昇格することになります。

合従軍編

漫画の25巻～33巻にあたり、2021年春放送予定のアニメ第3期で制作される予定の内容です。

「楚」、「魏」、「燕」、「趙」、「韓」、「斉」の6国が合同軍となり秦に攻めてきました。

なんと、これは李牧の策略だったのです。

秦はこの合同分を迎え撃つために国の北門である「函谷関」を集中防衛することにします。

戦いは15日間にわたりましたが、「王翦（おうせん）」の活躍により函谷関の防衛に成功しました。

しかし、南門にある城は次々と落とされていることが判明します。函谷関で戦っている軍とは別の軍を李牧が率いていたのです。

この動きを見抜いた「麃公（ひょうこう）」の軍が追いかけるものの、龐煖に打たれてしまいました。信の率いていた飛信隊と敗走を余儀なくされます。

国の最後の拠点である「蕞（さい）」を守るため、政も出陣をしました。

そこに信たちも加わり、激しい戦いを繰り広げますが、絶体絶命のタイミングで「山の民」の出現により防衛に成功します。

それらの活躍から合同軍も撤退し、この武功により、信は3,000人将となったのです。

王弟謀反編

漫画の34巻～35巻にあたる内容です。

敵討ちに成功した羌瘣が飛信隊に再合流しました。李牧が左遷されたり政が出陣したりしたことで平穏が訪れたように見えた秦でしたが、「王弟謀反」の情報が入ります。

その首謀者は「成蟜（せいきょう）」という情報でしたが、実は呂不韋が黒幕だったのです。

事態解決のため飛信隊や壁軍が出陣するものの、反乱の終息はできたものの成蟜を助けることは叶わず、信に政を任せて亡くなってしまいます。

著雍攻略編

漫画の36巻～37巻にあたる内容です。

秦は魏の「著雍（ちょよう）」を攻めることに決め、玉鳳隊と飛信隊が戦いの場へ赴きます。

著雍の戦いは苦戦を強いられたものの、魏火龍三将のうちの二将を打ったことで戦いに勝利することができました。

その功績により、各々がさらに大きな階級に昇進しました。

嬴政加冠編

漫画の37巻～40巻にあたる内容です。

著雍の要塞化のための資金が捻出できず、役人たちが頭を抱えていましたが、政の母親である「太后」が支援をすることで解決することになりました。

しかし、太后はその見返りに北の「太原」と有能な宦官である「嫪毐（ろうあい）」を求めます。そこでお金や兵を集めた太后と嫪毐は「毐国（あいこく）」を建国してしまうのでした。

そのうえ、政の成人である「加冠の儀」に合わせて呂不韋の策略により毐国が攻め入ってきます。

あらかじめ鎮圧の軍を用意していたこともあり、苦戦を強いられるものの「昌平君」の寝返りもあって呂不韋との戦いに勝利することができました。

新章・中華統一へ　黒羊攻防戦

漫画の41巻～45巻にあたる内容です。

ようやく秦をまとめることができた政は、「15年で他の6国との戦いに勝利して中華統一する」という目標を信に話します。

飛信隊とは異なり非道な手段を使って戦う桓騎軍に反発を覚える信はさらに力をつけるために故郷に戻ることにしました。

その頃、咸陽では斉王と李牧、政とで密会をしていました。政は自分の中華統一の話を斉王に話すことで、口約束ではありましたが斉の降伏を得ることに成功します。しかし、李牧は政の言葉を一蹴して去っていきました。

鄴攻略編

漫画の46巻～連載中にあたる内容です。

新たな兵を集めるための試験を行った飛信隊は、「中華十弓」である蒼仁と蒼淡の兄弟をはじめとした千人近い兵士を集めました。

趙を攻略するための作戦を練っていた昌平君は奇策を献言し、政はそれを実行に移します。それにより、秦のおよそ20万もの軍勢が「鄴（ぎょう）」に向かって進軍しました。

まとめ

「キングダム」がいかに壮大で魅力のある作品であるかをご理解いただけましたでしょうか？

少しでも気になった方はぜひ読んでみて下さい。

キングダムのお話はとても面白そうだね！僕も読んでみようかな？

映画での続編も予定されているし、連載中だから今後の展開が楽しみだね！ちなみに「キングダム」を読むなら電子書籍がおすすめ！たくさんの巻数が出ているから読むのは大変だけど、電子書籍で読めばかさばらないし読みやすいからおすすめだよ！

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