電子書籍を読むために必要な容量は？【スマホ・iPad・kindle別対策】

電子書籍には「容量」があるけど、そもそも容量って何？

電子書籍は作品によって容量が決まっているから、購入する前に端末の空き容量をチェックしておく必要があるよ。

そうなんだね！容量の確認方法や、不足した場合の対処方法も詳しく知っておきたいな。

電子書籍には「容量」が決まっているので、端末の空き容量が不足していると購入してもダウンロードできません。実際、ダウンロードできずに困っているという人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、主に以下について詳しく解説していきます。

端末の容量不足で悩んでいる人も、ぜひ参考にしてください。

電子書籍の容量とは

電子書籍は音楽ファイルや画像データなどと同じく「デジタルデータ」なので、ダウンロードするとスマホやタブレット、PCなどの容量を消費します。そのため、デバイスの空き容量によって保存できる冊数も変わります。

スマホやタブレットには画像や動画、音楽などのデータも保存されるので、電子書籍をたくさんダウンロードすると、他のデータの保存ができなくなる可能性もあります。そうならないためにも、電子書籍をダウンロードする前に消費容量を確認しておくことが大切です。

電子書籍1冊の容量は、ジャンルやページ数、画質などによって左右されます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

マンガ、小説、雑誌など、ジャンルによって目安となる消費容量は違うので、どのぐらいの差があるのか覚えておくといいでしょう。

スマホなどに保存するときの目安になるように、1GBあたりの冊数も合わせて掲載します。

冊数で見ると、ジャンルによって大きな差があることがよくわかります。

小説やライトノベルは基本的に「文字だけ」なので容量は小さめですが、画像が多い写真集や雑誌の容量は大きめです。

電子書籍のなかでも人気が高い「マンガ」は10冊〜25冊ほどで1GBになるので、容量の小さいスマホやタブレットにダウンロードする場合は、事前に確認した方がいいでしょう。

ページ数によっても容量は変わります。文字だけの小説やライトノベルならそれほど気にする必要はありませんが、200ページ前後の一般的なマンガでも、1冊50～100MB前後になります。複数巻をまとめた合本版は1GB を超えることもあるので、端末の空き容量に注意してください。

「モノクロのマンガ」よりも「高画質なカラー写真が満載の雑誌」の方が容量は大きくなります。画質がいいほど読みやすくなりますが、そのぶん容量も増えるので、デバイスの空き容量に限りがある場合は購入前の検討が必要でしょう。

kindleやipadには、アプリの情報やキャッシュなどのデータも保存されるので、実際に使える容量は各製品の公称容量よりも少なくなります。

16GBと 32GBのデバイスをマンガや雑誌、写真集の保存に使うのは、ちょっと厳しいと思った方がいいでしょう。64GBあれば、50タイトル前後のマンガを保存することができます。電子書籍と一緒に音楽や動画を保存するなら、最低でも容量256GBのデバイスを使いたいところです。

microSDカードに対応している端末なら、電子書籍のデータをmicroSDカードに保存することができます。ただし、カード間でのデータ移行はできないため、新しいmicroSDカードを購入した場合は、初めからダウンロードしなおさなければいけません。

なお、ipadやipad miniなどのアップル社の製品はmicroSDカードを使った容量の追加はできないので注意してください。

スマホやタブレットの空き容量を調節するのはとても面倒です。容量は各商品によって決まっているので、あとから増やすこともできません。マンガや写真集をたくさん読みたいという人は、容量の大きな端末に買い替えることも検討してみてください。

せっかく読みたい本を見つけても、容量が足りないとダウンロードして読むことができません。電子書籍を購入する前には、必ず「読みたい本の容量」と「端末の空き容量」の両方をチェックするようにしましょう。

事前にしっかりと容量を確認しておけば、買ったけど読めないなんていうことはなさそうだね！

マンガや雑誌はとくに消費容量が多いから、スマホやタブレット選びも大切だよ。心配な人は、まず無料作品をダウンロードして確認するのがおすすめ！