電子書籍はサイトが閉鎖したら見れなくなる?対処法はコレだ!

電子書籍 見れなくなる

電子書籍を読みたいけど、サイトが閉鎖して見れなくなったら嫌だな…。

大丈夫!何の対応もなく閉鎖する電子書籍サイトはほぼ無いよ。

そうなんだ!もし閉鎖したらどうなるのか知りたいな。

電子書籍サイトを利用する際、まず気になるのが「見れなくなる可能性」でしょう。

いきなりサイトが閉鎖して、購入作品が見れなくなったら残念ですからね。

そこで本記事では、電子書籍サイトが閉鎖した場合の対応事例13個と、閉鎖後に見れなくなるのかどうかについて明らかにします

電子書籍の利用を迷っている方はぜひ参考にしてください。

電子書籍はサイトが閉鎖したら見れなくなる?

電子書籍は、購入元のサイトが閉鎖した後も、基本的には見ることができます。

ほとんどの場合、運営会社が何らかの対応を取ってくれるからです。

ただし、購入した作品が見れなくなる可能性も否定できません。

電子書籍の購入者が持っているのは、作品の所有権ではなく閲覧権だからです。

紙の書籍とは異なり、購入した作品を自分の所有物にはできません。

サイト閉鎖後に作品を見られるかどうかは、運営会社の対応次第ということですね。

電子書籍サイトが閉鎖した場合の対応3つ

電子書籍サイトが閉鎖した場合の対応は、主に以下の3パターンになります。

  • 購入金額をポイントで返還
  • 他のサービスに引き継がれる
  • アプリ・端末が故障するまでは読める

1つずつ詳しく説明します。

購入金額をポイントで返還

これまでの作品購入金額を、ポイントで返還するパターンです。

全額返還するサイトもあれば、割合を決めて返還するサイトもあります。

このパターンの場合、購入金額が現金で返還されることはほとんどありません。運営会社が取り扱っているポイントにて返還されます。

例えば、ローソン株式会社が運営していた「エルパカBOOKS」は、購入金額の全額分をPontaポイントにて返還しました。

他のサービスに引き継がれる

購入した書籍やポイントが、そのまま他のサービスに引き継がれるパターンもあります。

例えば、2018年3月1日に閉鎖した「ポンパレeブックストア」は、保有コインおよび購入作品を「スマートブックストア」に丸ごと引き継ぎました。

このパターンの場合は、引き継ぎ期限が定められていることが多く、期限を過ぎると全く見れなくなる可能性があるので注意してください。

アプリ・端末が故障するまでは読める

最も多いのが、「アプリ・端末が故障するまでは読める」パターンです。

ダウンロード済みの作品は、期限なしでいつまでも見られるということです。

ただし、端末が故障したり、アプリをアンインストールしたりすると作品は一切閲覧できなくなってしまいます。OSのバージョンアップで見れなくなることもあります。

購入作品を一時的に残すことはできても、永久的に残すことはできないと考えられるでしょう。

実際に閉鎖した電子書籍サイトの事例13個

実際に、これまで閉鎖してしまった電子書籍サイトは、どのような対応を取ってきたのでしょうか。

対応事例を調査し、表にまとめました。

電子書籍サイト名サイト閉鎖日運営会社サイト閉鎖後の対応
楽天Raboo2013年3月31日楽天株式会社購入金額の10%を楽天スーパーポイントで返還
楽天koboへの登録で、購入金額の40%を楽天スーパーポイントで返還
ダウンロード済みのコンテンツは保持(端末・アプリが故障しない限り)
TOP BOOKS2013年9月26日NEC BIGLOBE株式会社購入金額の返還はなし
ダウンロード済みのコンテンツは保持(端末・アプリが故障しない限り)
エルパカBOOKS2014年2月24日株式会社ローソン購入金額の100%をPontaポイントで返還
購入済みの書籍の閲覧は一切不可
地球書店2014年3月31日NTTソルマーレ株式会社購入済金額の100%を「コミックシーモア」のポイントで進呈
ダウンロード済みの作品は保持(端末・アプリが故障しない限り)
購入済みの作品は2014年6月30日まで再ダウンロード可能
ヤマダイーブック2014年7月31日株式会社ヤマダデンキ新規電子書籍サービスへ移行。新サービスにて購入済書籍を閲覧可能
新サービスに登録しないユーザーへ向けては、ヤマダイーブックポイントの残額をヤマダポイントにて返還
TSUTAYA.com eBOOOKs2014年10月31日株式会社T-MEDIAホールディングス購入金額の返還はなし
購入済みの書籍は「BookLive!」にて閲覧可能
BookGate2015年8月31日株式会社廣済堂購入金額の返還はなし
ダウンロード済みの作品は保持(端末・アプリが故障しない限り)
BooksV2015年9月29日富士通株式会社2015年6月1日までの購入金額の100%をhontoポイントで返還
ダウンロード済みの作品は保持(端末・アプリが故障しない限り)
ダイヤモンドブックス2016年5月31日株式会社ダイヤモンド社購入金額の返還はなし
ダウンロード済みの作品は保持(端末・アプリが故障しない限り)
本よみうり堂デジタル2017年9月26日株式会社読売新聞社購入金額の返還はなし
ダウンロード済みの作品は保持(端末・アプリが故障しない限り)
ポンパレeブックストア2018年3月1日株式会社リクルートライフスタイル
株式会社メディアドゥ
保有コインおよび購入作品を「スマートブックストア」に引き継ぎ
Degital e-hon2018年4月27日株式会社トーハン購入済金額の10%をDegital e-honポイント(BOOK☆WALKERのコインに変換可能)で返還
購入済みの本・雑誌は2018年7月31日以降一切閲覧不可 ダウンロード済みの医学文献は保持(端末・アプリが故障しない限り)
小学館少年コミックス2018年8月29日株式小学館購入金額の返還はなし
2018年8月29日~2019年2月28日は小学館eコミックストアに引継可能
2019年2月28日以降、未引継の作品は一切の閲覧不可に

電子書籍は見れなくなるリスクよりもメリットの方が大きい

電子書籍には、紙の書籍に無いメリットがたくさんあります。

電子書籍のメリット
  • 手軽に何冊も持ち運べる
  • 保管場所が要らない
  • 暗い場所でも読める
  • すぐに手に入る
  • 在庫切れしない
  • 検索や翻訳・ハイライトなど便利な機能が多い
  • 災害時に消失する可能性が少ない

普段は電子書籍を使い、大切な作品のみ紙の書籍で保管するなどし、うまく使い分けると良いでしょう。

見れなくなる可能性が少ない電子書籍サイト

電子書籍を読むのであれば、出来るだけ閉鎖のリスクが少ないサイトを選びたいですよね。

私がおすすめする電子書籍サイトは以下の通りです。

どのサイトに登録すべきか迷っている方は、1位から順に2~3サイト登録すると良いでしょう。

  品揃え 得意なジャンル キャンペーン
第1位BookLive 約75万冊 オールジャンル 50%オフクーポン
第2位ebook japan 約64万冊 オールジャンル 最大
10,000ポイント
第3位honto 約42万冊以上 オールジャンル 20-30%オフクーポン
第4位まんが王国 6万冊以上 マンガ 50%オフクーポン
第5位BOOK WALKER 約74万冊以上 マンガ 50%コイン付与
第6位Rakuten kobo 約80万冊以上 オールジャンル 楽天特有の割引
第7位Kindle(Amazon) 約320万冊以上 オールジャンル 日/週/月替わり
セール
第8位コミックシーモア 約56万冊以上 女性向けマンガ 50%オフクーポン
第9位Renta! 約50万冊以上 マンガ 100円レンタル
第10位ブック放題 雑誌350誌+マンガ3万冊 オールジャンル 1ヶ月無料

>>【2021年版】人気の電子書籍サイトをもっと見る

まとめ

電子書籍サイトが閉鎖した場合の対応をまとめると、以下の3パターンになります。

  • 購入金額をポイントで返還
  • 他のサービスに引き継がれる
  • アプリ・端末が故障するまでは読める

完全に見れなくなるケースはほとんどありませんが、できるだけ閉鎖のリスクが少ないサイトを利用し、安心して電子書籍を読みましょう。

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