えっ! スマホで電子書籍を読んでるの? 絶対、専用の電子書籍リーダーかタブレットで読んだ方が良いよ!
確かに、タブレットの方が画面は大きいから見やすいよね。でも、電子書籍リーダーって何?
移動中に電子書籍をスマートフォンで読む方は多いですが、家でリラックスしているときに電子書籍を読むなら、小さい画面のスマートフォンではなく、大画面の電子書籍リーダーかタブレットで読んだ方が読みやすいです。
そこで本記事では、主に以下について詳しくご紹介します。
- 電子書籍におすすめなのはタブレットなのか電子書籍リーダーなのか
- 電子書籍を読むのにおすすめのタブレットの選び方
- 電子書籍専用端末をおすすめできる理由
これから電子書籍の利用を検討している方はぜひ参考にしてください。
電子書籍におすすめの端末はタブレット?電子書籍リーダー?
電子書籍を読むためにおすすめの端末が、タブレットか電子書籍リーダーかは、個人の好みや価値観によって異なります。そのため、どちらの端末がおすすめであるかを断定することは難しいです。
しかし、タブレットと電子書籍リーダーの違いを知れば、どちらが自分好みかということがわかるはずです。
ここでは、タブレットと電子書籍リーダーの違いを紹介し、それぞれの利点をお伝えします。
タブレットと電子書籍リーダーの大きな違いは画面
タブレットと電子書籍リーダーの違いを端的にお伝えすると、画面が白黒かカラーかということです。
タブレットは、書籍を読むという用途以外にも、動画を見る、ネットサーフィンするという使用方法があるため、画面は必然的にカラーになります。一方、電子書籍リーダーは書籍を読むという目的に特化しているため、画面は白黒になっています。
カラーのタブレットは白黒の電子書籍リーダーよりも優れているように思うかもしれませんが、一概にそう言い切ることはできません。
なぜなら、電子書籍リーダーはブルーライトをカットするE Ink(イーインク)ディスプレイを採用しているため、液晶画面のタブレットよりも目にやさしいからです。また、電子書籍リーダーはバッテリーが長持ちし、価格も1万円を切るという強みがあります。
このように、電子書籍リーダーにもタブレットよりも優れている面があるのです。
総合力ではタブレットに軍配が上がる
電子書籍を読むことに特化した電子書籍リーダーですが、電子書籍リーダーは対応しているサービスの書籍しか購入できないため、読みたい書籍を購入できないという問題に直面することがあります。
一方、タブレットは複数の電子書籍サービスのアプリをインストールできるため、ネット上で販売している書籍であれば自由に購入できるという強みがあります。
また、タブレットだとYouTubeの動画を見たり、ネットサーフィンすることができたりするため、用途が広いところも魅力です。
電子書籍リーダーでも、Androidを搭載しているBOOXは好きなアプリをダウンロード可能ですが、その上でも、ネットサーフィンしたり動画を見られたりするタブレットの方が活用の幅は広いです。
また、電子書籍リーダーは画面が白黒で表示されるため、カラーの漫画を読みたいという方には不向きです。
このように、電子書籍を読むためにおすすめの端末は、総合的にみればタブレットと言えます。
電子書籍を読むのにおすすめのタブレットの選び方
電子書籍を読むためにおすすめのタブレットは、個々の好みや用途によっても変わってくるため、一概に断定することはできません。
ここでは、いくつかの項目に分けて、電子書籍を読むためにおすすめのタブレットの選び方を紹介します。
画面サイズで選ぶ
電子書籍を読むためにおすすめのタブレットの選び方の一つとして、画面サイズで選ぶ方法があります。
ここでは、8インチ以下の小型のタブレットと、10インチほどのタブレットを比較して、メリットとデメリットをお伝えします。
項目 | 8インチ以下の小型タブレット | 10インチ程度のタブレット |
---|---|---|
重量 | 軽いが、長時間手に持っていると男性でも疲れてくる | 長時間手に持ち続けるのは男性でも辛いため、置いて使用するのがおすすめ |
持ち運びのしやすさ | 小型のショルダーバッグにも入るため便利 | 小型のバッグだと形が崩れる恐れがあるので、大きめのバッグに入れた方が良い |
画面の見やすさ | 通常の書籍や漫画を読むのにおすすめ | 雑誌や図鑑など大判カラーの書籍を見るのにおすすめ |
結論 | 読書が目的なら8インチ以下でも十分 | 大判カラーの電子書籍、または動画やゲームを楽しみたい場合は10インチがおすすめ(ただし長時間手に持って使用する場合は8インチ以下がおすすめ) |
8インチ以下のタブレットでも、手に持って使用し続けると男性でも疲れてきます。そのため、基本的には持ち運びが便利な8インチ以下のタブレットがおすすめです。
ただし、大判カラーの電子書籍を見たり、大きめの画面で動画やゲームを楽しんだりしたいという方は、10インチ程度のタブレットの方が良いかもしれません。
ストレージ(容量)で選ぶ
タブレットを選ぶときに、画面の大きさと同じくらい重要な要素がストレージの数値の高さです。ストレージが大きい方が多くの電子書籍をインストール可能で、操作時のモッサリ感も緩和されます。
しかし、ストレージが大きいモデルは価格が高くなり、例えば、第8世代のiPadの32GBのモデルは34,800円ですが、128GBのモデルは44,800円と10,000円ほど高価になります。
ただし、32GBでも大量の電子書籍をインストールでき、(本にもよりますが)500冊前後の書籍がインストール可能です。ストレージに関しては、32GBを基準に選ぶと良いでしょう。
もし、1000冊以上の本を読みたいという方は、64GB以上のモデルがおすすめです。
機能性やこだわりで選ぶ
画面の大きさや重量、ストレージは、タブレットを選ぶときに真っ先に重視する要素です。
しかし、独自の機能性で選ぶという方法もおすすめです。
例えば、防水機能を備えたタブレットであれば、お風呂に入りながらでも電子書籍を読めます。
また、漫画を読むなら画面比率は4:3に近いものがおすすめです。
他にも、タブレットも携帯電話と同じで、キャリアと契約したりSIMカードを購入したりすることで、常時ネットに接続可能なモデルが存在します。
外出先ですぐに電子書籍をインストールしたいという方は、Wi-Fiモデルではなくて、常時ネット回線に繋がっているモデルを購入した方が良いです。
電子書籍専用端末もおすすめできる理由
タブレットの優位性を紹介してきましたが、電子書籍リーダーにも独自の魅力があります。
ここでは、電子書籍リーダーの利点を紹介します。
活字なら白黒画面の電子書籍リーダーで十分
カラーの雑誌や図鑑を見るなら断然タブレットが良いですが、活字だけの小説や白黒の漫画を読むだけなら、電子書籍リーダーでも十分です。
先述したとおり、電子書籍リーダーはブルーライトをカットしているため、目にやさしく、バッテリー消費もタブレットよりも緩やかなので、長時間の使用に向いているというメリットもあります。
このように、電子書籍リーダーにはタブレットにはない魅力があるのです。
また電子書籍リーダーの中でも、「Kobo Libra H20(7インチ)や「Kobo Forma(8インチ)」は漫画の見開き表示に対応しているため、漫画読むために電子書籍を活用したいという方におすすめです。
まとめ
タブレットと電子書籍リーダーの違いや、それぞれのメリット・デメリットについてお伝えしました。
どちらにも良さがありますが、動画を見たりネットサーフィンをしたりする方はタブレット、活字の小説や白黒の漫画を読むだけの方は電子書籍リーダーがおすすめです。
動画を見たりネットをしたりしたいから、やっぱりタブレットが良いな!
そうだね。でも活字や白黒の漫画を読むだけなら、電子書籍リーダーも良いから目的に応じて選ぶ方が良さそう!
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