電子書籍サービスならではのメリットがたくさんあるよ!ただ、デメリットもあるから確認してみよう!
電子書籍のメリット、デメリットを知った上で、サービスを選ぶ必要があるんだね!
電子書籍は近年売上を伸ばしていますが、それだけではサービスを利用するのが不安という人もいるでしょう。電子書籍にはデメリットはもちろんありますが、メリットもたくさんありますよ!
今回は、主に以下について解説していきます。
- 電子書籍の売上比率は?
- 電子書籍のデメリットについて
- 電子書籍のメリットについて
電子書籍のメリット・デメリットを詳しくご説明しますので、ぜひ参考にしてください。
電子書籍の売上比率
最近、「本が売れない」という話を耳にしませんか?
「公益社団法人 全国出版協会・出版科学研究所」によると、2019年の書籍全体(電子書籍含む)の売上は2018年に比べて0.2%の増。ここ数年、少しずつ減っていた売上がプラスに転じているのです。
内訳としては、紙が4.3%減、電子書籍が23.9%増となっており、電子書籍の売上が向上していることがわかります。電子書籍市場は3千億円を突破し、今後、この調子で市場が発展していけば、電子書籍サービス市場はさらに拡大される可能性があるでしょう。
電子書籍のデメリットとは
今後の発展が期待できる電子書籍ですが、デメリットもあります。
どのようなデメリットがあるのか確認していきましょう。
データを失えば読めなくなる
電子書籍の一番のデメリットは、データを失う可能性があることです。サービスの運営会社が倒産すれば購入した書籍を読めなくなってしまいます。
また、サービスへの登録情報を忘れるなど、サイトにログインできない状態になった場合も同様に読めなくなります。
このようなデメリットをカバーするために、バックボーンがしっかりとした運営会社のサービスを選ぶことや、ログインできない場合の対処方法をあらかじめ調べておくと安心です。
小さい端末では見開きページの感動が薄い
電子書籍で漫画などを読む時に、紙で読む場合と同じように「見開きページ」で読みたいと思う人も多いでしょう。
端末を横にすると見開きで表示することはできますが、スマホなど小型の端末で読んでいる場合は、かなり小さく表示されてしまい、絵も文字も読みにくくなってしまいます。
このような場合は、タブレット端末を利用するのがおすすめです。タブレット端末であれば、画面サイズが大きく、横向きで見開き表示をしても実際の紙の漫画を読んでいるように読みやすくなるでしょう。
紙媒体の売上が悪い単行本は打ち切りになる可能性がある
これは、読み手にはもともと関係のない話ではあるのですが、出版のシステム上、いまだに紙の書籍のみの売上が、その後の同シリーズの書籍にかけられる予算の参考にされてしまうことがあります。
電子書籍の売上も、もちろん作者の収入になるのですが、このようなシステムが現段階でも存在しているため、電子書籍での購入では、単行本が打ち切りになってしまうこともあり得ます。
その作品自体を応援したい場合には、紙の書籍を買うことも必要になるでしょう。
電子書籍のメリットをまとめて解説
デメリットは存在するものの、電子書籍サービスの売上は伸びており、多くの人に選ばれています。
なぜ電子書籍が選ばれているのか、メリットをご紹介します。
書店に行く必要がなく、すべてが手のひらの中で即完結
電子書籍のメリットとして、立ち読み、購入、読書のすべてが端末の中で手軽に行えることが挙げられます。書店でいろいろな本を試し読みするのが好き、という人もいるでしょう。電子書籍サービスでも同様なことが、自分の都合の良い時間に好きなだけ行うことができます。
また「この本が今すぐ読みたい!」と思うこともありますよね。通販サイトでは届くまでに日数がかかりますが、電子書籍サービスであれば、すぐに読むことができるのも大きなメリットと言えるでしょう。
新刊の自動購入機能
お気に入りの本があれば、電子書籍サービスで設定することで漫画などの最新刊が入荷された際に自動で本棚に追加されます。わざわざ買いにいったり、通販サイトで予約したりする手間を省くことができます。
さらに、発売日の0時になった瞬間に購入されるため、書店が開く時間も関係ありません。最短で気になる続きを読むことができますよ。
「BookLive!」では自動購入サービス機能が備わっているため、おすすめです。
電子書籍は本が自動で整理される容量無限の本棚
紙の本は保管場所が必要になります。しかし、電子書籍であれば、収納スペースを確保する必要がなく、整理整頓も不要。引っ越しの時もスムーズに行うことができます。
さらに「あの本、また読みたいな」と感じた時には検索機能を使って、すぐに読みたい書籍を取り出すことができます。
ただ、本好きの中には本棚に並んだ背表紙が好き、という人もいるでしょう。そんな人におすすめなのが、背表紙本棚機能です。これはebookjapanのサービスで、自分の購入した電子書籍の背表紙が並ぶ姿を見ることができます。
収納スペースが不要でありながら、コレクションも可能にするサービスをぜひ体感してみてはいかがでしょうか。
持ち運ぶのは端末一台のみ
紙の本というのは、重くかさばるものです。しかし、電子書籍であれば端末一台で、大量の本を持ち運ぶことができます。また、本が汚したり、破れたりという心配も不要。長期間置いていても変色するなどの経年劣化の心配もありません。
紙の本であれば、通販で購入した場合、箱から出したら最初から破損・汚損していたというトラブルも少ないながらありますが、電子書籍であれば、このようなトラブルも起きる心配はないでしょう。
絶版本が見つかることも
ずっと読みたかった幻の絶版本が、電子書籍で発売されていることもあります。長年探し続けていた本が見つかれば感動ですよね。
紙の書籍では手に入らなくても、電子書籍で読むことができるかもしれません。気になっている絶版本がある場合は、一度電子書籍内で探してみるのもおすすめです。
まとめ
電子書籍のメリット、デメリットについてご紹介しました。今後も、さらに電子書籍市場は活発となり、さまざまなサービスが提供されていくことが期待されます。これまで、電子書籍に二の足を踏んでいた人も、ぜひ一度、電子書籍サービスを利用してみてくださいね。
電子書籍は、収納スペースもいらないしたくさんの本を端末ひとつで持ち歩けるんだね!
電子書籍には、もちろんデメリットもあるけど、メリットも大きいよ。自動購入機能も便利だし、幻の絶版本が読める可能性もあるから、ぜひ一度使ってみるのがおすすめだよ!
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