「薬屋のひとりごと」の主要キャラなど重要人物を紹介します

『薬屋のひとりごと』は面白いけど、キャラの名前が難しいから顔と一致しなくて……。

舞台が中国史のようなものだからね。じゃあ『薬屋のひとりごと』をもっと楽しめるようにキャラの顔と名前や人間関係を紹介するよ!

ありがとう!『薬屋のひとりごと』のキャラの顔と名前だけじゃなくて、人間関係まで把握できるともっと楽しめそうだね!

「薬屋のひとりごと」はとても面白く、人気の作品です。しかし、いざ読んでみると、中国の名前になじみがなくて混乱することがあります。

そこで、この記事では「薬屋のひとりごと」に登場する主要なキャラについて以下を解説します。

  • 薬屋のひとりごとの概要について
  • メインキャラクター
  • 後宮で暮らすキャラクター
  • 帝の妃である上級妃

各キャラがどういった人物なのか、ぜひチェックしてみてください。

「薬屋のひとりごと」の概要についておさらい

人気作品「薬屋のひとりごと」は、2011年(平成23年)10月から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が始まりました。個性豊かなキャラクターと知性を感じさせる推理ものの絶妙なブレンドがファンの心を掴み、またたく間に人気作品となります。

2014年(平成26年)、主婦の友社のライトノベルレーベル「ヒーロー文庫」から、「薬屋のひとりごと」の第1部が刊行されました。以降、2020年の現在にいたるまで、継続して発行されています。

メインキャラクターを紹介!

謎が謎を呼び、読者の興味を尽きさせない「薬屋のひとりごと」において、それらの魅力となっているのが、「猫猫」と「壬氏」という二人の際立った個性です。

しかも、この二人の恋のゆくえには、読者をドキドキさせる展開の連続で、少しでも早く次の巻が読みたくなってしまいます。それでは、「薬屋のひとりごと」に欠かせない猫猫と壬氏について、見ていきましょう。

主人公:猫猫(マオマオ)

猫猫は本作の主人公です。登場時は17歳で、最新作では20歳まで成長しました。花街で薬師をしていましたが、薬草を採りに出かけたところ、人さらいによって後宮の下女として売り飛ばされてしまいます。

その後は、人さらいに金が入るのを避けるため、冴えない娘として無能を装っていました。しかし、皇帝の妃と御子たちの病の原因を特定し、匿名でその原因を告げたことを壬氏に見抜かれ、以降は手駒として無理難題を押し付けられることになります。

薬や毒への知識がとても深く、その知識でもって事件の数々を解決していくことに。何しろ実験と称して自ら薬や毒を試してきたため、耐性がついているほどです。一方、知性的で理性的、かつ毒にも負けぬ毒舌が、猫猫を構成する最大の個性といえるでしょう。

美しすぎる壬氏を毛嫌いするのもそうした性質から来ていて、結果的に壬氏から送られている好意にまるで気づかないし、気づき始めても無視してしまっているというのが、「薬屋のひとりごと」のやきもきさせる恋の構図になります。

宦官:壬氏(ジンシ)

壬氏は「薬屋のひとりごと」において、もうひとりの主人公と呼ぶべき存在です。後宮を統括する宦官であり、天女のような美貌にとろけるような甘い声を持つ、まさしく美を体現したような存在といえるでしょう。

実のところ、壬氏こそが皇帝の妃たる上級妃を選定する立場として、後宮に配属されていました。実際、この後に解説する玉葉と梨花は、壬氏が推薦したことによって上級妃に昇格しています。

大人びた外見よりも実年齢は若く、目的のために使えるものは何でも使うやり手です。

猫猫に袖にされてもめげないものの、自分以外の誰かを頼ったと聞けば露骨にいじけ、さらに猫猫が後宮から解雇された時には目に見えて落ち込むという、子どものまま成長した部分も見られます。

後宮で暮らすキャラクター

「薬屋のひとりごと」は、猫猫と壬氏の周りの人々となる後宮で暮らすキャラクターたちの個性もまた、魅力のひとつです。この項目では、後宮に関係する人々を紹介していきましょう。

皇帝

皇帝はまだ34歳と若いものの、立派なヒゲを持つ威厳ある男性です。後宮に堂々と入れる唯一の男性なのですが、猫猫は彼が豊かな胸の女性を好むことから「好色親父」と内心で思っています。

ただ、彼自身の本質は意外と潔癖かつ純愛であり、自らの皇帝という地位をある人物に譲り渡したいと考えています。

高順(ガオシュン)

壬氏付きの武官であり、壬氏が生まれたころから仕えて、その面倒を見ていました。実は「高順」というのは宦官としての名前なので、本名は現在9巻の段階でわかっていません。

主人の壬氏が尖った人物ゆえ、それに振り回される苦労人ポジションといえるでしょう。しかし、壬氏への忠義は本物であり、彼のために尽くす心が様々な場面で垣間見えます。猫猫を「小猫(シャオマオ)」と呼ぶ人物のひとりでもあります。

水蓮(スイレン)

壬氏付きの初老の侍女で、もとは壬氏の乳母をやっていました。それだけでなく、現在の皇帝を身ごもった皇太后を守り抜いた、伝説の侍女でもあります。高順とともに壬氏の真の正体を知る存在でもあり、壬氏からはまるで母親のように頼られています。

このように「伝説の侍女」と呼ばれるにふさわしい存在なのですが、作中では親戚のおばちゃん感が強くなることもしばしば。高順と同様に猫猫を「小猫(シャオマオ)」と呼ぶ、有能なおばあちゃんとして存在感を醸し出しています。

小蘭(シャオラン)

後宮の下級女官で、猫猫と同じ時期に後宮にやってきました。貧農の出身で、親に売られて後宮にやってきたという暗い過去を持っていますが、本人はとにかく明るい性格です。

少なくとも、働いていればご飯がもらえるので、後宮での生活を気に入っているのが印象的といえるでしょう。後に年期が明ける。すなわち役目の年限が終わって後宮を去るのですが、下級妃に気に入られたこともあり、その実家で働いています。

漢 羅門(カン・ルォメン)

花街に住む医者で、猫猫が尊敬する養父であり、薬学についての師匠です。柔和な顔つきながら、腕は確かなものを持っており、本来は医学や薬学を駆使して栄達できそうなものの、損得勘定に疎いために質素なあばら家に住んでいるのが現状です。

もとは後宮の医官を務めた宦官であり、西方に留学したほどの広範な知識を有しています。出産の際に御子を死なせたことで、片膝の骨を取られる肉刑を受け、追放されました。しかし、作中において、再び別の妃の出産を助ける運命と立ち向かいます。

帝の妃である上級妃5人

後宮における最上級の花は、皇帝の妃として登場する5名の上級妃です。この項目では、「薬屋のひとりごと」においてもとりわけ鮮やかで、艶やかで、見かけも人格も美しい彼女たちを紹介します。

玉葉(ギョクヨウ)

翡翠宮に住む上級妃で、赤い髪に翡翠のような目を持つ胡姫です。実母が西方の出身であるため、まさしくエキゾチックと呼ぶべき魅力的な外見をしています。

性格は明るく、知的で聡明で用心深さもある、賢い女性を体現した存在といえるでしょう。それゆえに猫猫の匿名の助言を信じて命が助かり、彼女と信頼関係で結ばれます。なお、壬氏から猫猫への感情に気づいており、面白がって見ている一面もあります。

里樹(リーシュ)

金剛宮に住む、最年少の上級妃です。9歳という若さで先帝の後宮に入り、お手つきになる前の崩御に伴って外に出た後、改めて現在の後宮に入り直した経緯があり、男女の睦事に疎いのが特徴です。

気弱さもあって侍女からいじめを受けるなど軽んじられる点が多く、さらには暗殺騒ぎに巻き込まれるなど、とにかく作中でかわいそうな目に遭う少女といえるでしょう。

梨花(リファ)

水晶宮に住む上級妃であり、猫猫に原因不明の病から命を救われました。

大輪の薔薇とも称された美貌を失って自信を失くし、猫猫の看護によって健康を取り戻した後も弱音を吐いていますが、花街育ちの猫猫からその豊満な胸を活かした「夜伽の秘策」を伝授され、見事に皇帝の寵愛を取り戻しました。

いくつもの恩から猫猫に感謝を覚えており、実際に贈り物をするエピソードもあるなど、彼女自身の人格もすぐれていることが窺えます。

楼蘭(ロウラン)

柘榴宮に住む上級妃で、物語の途中から登場しました。派手な化粧に派手な服装で、猫猫も「元の目の形はわからない」というほど素顔がわからず、皇帝自身も別人と見紛い混乱するほど。

マイペースな少女であり、北の顔立ちで南の衣服に身を包むなど、かなりの難物であることを想像させます。

阿多(アードゥオ)

かつて柘榴宮に住んでいた、元上級妃です。皇帝の乳姉弟として育ち、東宮(皇太子)時代に妃となった、いわば幼馴染から夫婦になった例といえるでしょう。それもあって、35歳とかなりの年長です。

猫猫も認めるほどかっこよく、実際に男前の性格であり、胡服を着て騎乗すればさぞ似合うと感想を抱いたほど。原作からコミカライズまで、年長ながら非常に人気のあるキャラです。

後宮を出てからも離宮にて皇帝の相談役を務めていることから、特殊な存在であるのは間違いないでしょう。

まとめ

「薬屋のひとりごと」を絢爛に彩る、キャラの一覧とその人気の秘密をお届けしました。彼女たちはまさしく薬にもなれば毒にもなる、この物語にふさわしい人々です。ぜひともその個性に触れてみて、物語をより一層楽しんでみてください。

そして、そんな深みのある「薬屋のひとりごと」を楽しむなら電子書籍がおすすめです。電子書籍は紙書籍よりも安く手に入るうえ、汚れたり壊れたりすることもなく、場所も取りません。

こうやって見てみると、『薬屋のひとりごと』のキャラたちはやっぱり魅力的だなあ!

しかも、具体的なイメージがわかると、愛着も湧いてくるんだよね。ぜひとも電子書籍で『薬屋のひとりごと』に触れて、何度でもこの世界を味わおう!

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